カリカリ梅

わたしはカリカリ梅だった。

 

5月と6月は充実していたのは確かなことだが

ゆっくりと自分を見つめる時間もなく

いつも時間に追われ

疾風の如く過ぎてしまった。

 

7月に入った。

ここで仕事の時間割を大きく見直すことにした。

 

 

年をとると頑固になり

怒りやすくなるとどこかの記事に書いてあったから

きっと自分は年寄りになったのだと思っていたが

 

「あんたまだ年寄りじゃないだろう」と医師に告げられ

元々の気質と

表現の仕方が変容してきたのだと確認した

 

それでも

今あちらこちらで目にする出来ごとに

率直に

やはりわたしは怒っている。

 

そしてそれにはいつでも

ちゃんとした理由がある。

 

怒りを感じるというのは

自分自身がとても大切にしている何かに反応しているのだと

古い知人が教えてくれた。

 

だから何故自分が怒りを感じるのか

それは

結局、わたし自身が何を大切にしているのか

気づけるチャンスだということだった。

 

 

 

 

新しい時間割で

わたしは何に気づき

何を成すだろうか。

 

ちょっと楽しみな7月のはじまり。