宮澤賢治に恋してた遠い日
中学生時代、毎晩「賢治さんへ」で始まる日記を書いていた。
あの過敏で得体の知れない不安定な感覚。
まだ何もかもが未来だった頃
よもや自分が猫になった賢治さんを描くとは
考えもしなかった遠い日。
すでに宮澤賢治の年齢を上回って今
出来たら月夜の
蕎麦畑の花の海を
「ほっほぅ」と叫んで
一緒に泳いでみたいと思うのでした。
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日本文学ののらねこ、短篇小説を愉しむアンソロジー『吟醸掌篇 Vol.3』もうすぐ発売!
装丁で関わらせていただきました「けいこう舎」の小説集発売のお知らせです。
創作:なかちきか
志賀泉
久栖博季
尾崎日菜子
岩槻優佑
栗林佐知
コラム:空知たゆたさ
岡部篠/愚銀/
踏
寺田和代/
h.c.humsi
斎藤真理子
河内卓
美術:山﨑まどか(装丁・デザイン)
木村千穂
耳湯
坂本クラシック
こざさりみ
有冨禎子
たらこパンダ
魅惑の各挿絵もポストカードになって届きました。
けいこう舎 https://ginjosyohen.jimdo.com/
編集工房 けいこう舎 (@sikisosinden)
**表紙の猫モデルは
中村順氏撮影ののらねこ「ハクさん」です。
□ともに生きる「ノラネコ写真帖」
https://ameblo.jp/kihachin/