おもちゃの図書館

「新しくホームページをつくりかえたい」

 

昨年の秋

はじめて「おもちゃ図書館」へ足を運んだ。

沢山のおもちゃの中でも

一番に目を惹いたのは

布で作られた手作りのおもちゃだった。

 

荒川区内で活動している「エプロンおばさん」というボランティアグループが

子どもたちのためにと手づくりしているものだと教えてもらう。

 

一つひとつがアート作品のようで

丁寧につくられていた。

 

元々

大恐慌時代のアメリカで

貧しいためにおもちゃを買えない子どもたちのためにと

校長先生が子どもたちに向け

おもちゃを貸し出す仕組みを創ったのが始まりということだった。

 

そこから派生し

障がいを抱えた子どもの親同士が

互いにおもちゃを交換し

やがては世界中に広がっていく。

 

一人の行動、一つの行為が

この世界に明かりを点す。

 

 

半年間かけて

このプロジェクトに参加できたことで

わたし自身もまた

世界を広げることができた。

 

普段の作品づくりは

孤独に一人で完成させていく作業なのだけれど

今回は多くの人たちと

意見を交わし・イメージを共有しつつの作業となった。

 

本日

新しく作り変えてきたホームページが

無事に公開となった。

 

 

今日を迎えられて

なんだか卒業する人の気分でいる。

 

感謝の気持ちでいっぱいだ。

 

***

 

 

今回のプロジェクトは

NPO法人おもちゃの図書館全国連絡会の事務局を中心に

東京ボランティア市民活動センター

日立ハイテクノロジーズ

荒川区社会福祉協議会と連携して進められてきました。

 

 

***

 

「おもちゃがあって

 ボランティアがいる

 ただそれだけ…

 

 だけどほっとできる空間なのです。

 

 あそびにきてね

 おもちゃ図書館」

 

 http://www.toylib-jpn.org/