たまご

外に干した布団や毛布を手渡しで部屋に入れる。

バケツリレーのように手渡しだ。

 

いしやんに手渡した途端

「ぷぅ」とおならの音がした。

一番笑ったのは、いしやん本人だった。

 

その”いしやん”と一緒に絵を描いた日があった。

机いっぱいの大きな板に絵の具をブチ撒いて

筆やらローラーで好き勝手に色を伸ばしていく。

 

 

形も色も線も自由にのびていった。

グルグル筆を回したら太陽みたいな○が生まれた。

 

そうした記憶の記録。