言葉の速度

 

 

その人たちは急ぐことを知らない。

たとえそれが祭りの日でも

酒があれば酒を飲み

酒がなければ水を飲む

 

起きて耕し

終われば眠る。

いつに変わらぬひと日。

 

*アントニオ・マチャード

 

・・・・・・・・・・・・

 

言葉に速度があるからといって

明確に何かが伝わるわけではない

 

 

 

回転数を間違えてしまったアナログレコードのように

雑然とした言葉であふれている日だった。

 

思考がおいつかないばかりか

すでに寝不足決定だ。

 

今日を終わらせよう。

おしまい。