11日 1月 2016 長靴とネコ 毛むくじゃらの黒いかたまりのような小さな命だった。 ネコのために引越した仲間がいる。 元々の飼い主の事情か何かで 置いてきぼりになったのを この人が自宅に連れて帰って とうとうペット可の住居へと なけなしの貯金をはたいて越したのだった。 写真をもらってみると 真っ黒だ。 仕上がった絵を持って 彼女の仕事場を訪ねたら 鼻の頭にひっかき傷をこしらえている。 どうやら子猫はたくましく育っているらしい。 長靴をはいたネコ というには小さいが そのうちに彼女に幸福を招くかもしれない。 tagPlaceholderカテゴリ: 雑記帖, 2016年1月