仕事場は劇場だ

イメージとプラン

さてどんな旅をしようか。

 

別段乗り物にのって日常を離れるわけではないが

仕事を探すというのも

これまた一つの旅のようなものだ。

 

そこで

誰に向けて

誰と一緒に働くのか?をイメージする。

 

以前、中間支援で仕事をしていた。

そこにはセンター裏の鉄工所のおじさんが

風呂あがりに上半身裸に

タオルがけでやってきた。

 

秋には秋刀魚を一緒に焼いて食べた記憶もある。

 

トランスジェンダーのT子さんが1日すごしていたり

どこに相談にいっても、もう死ぬしかないほど

切迫して入ってくる人が立ち寄ることもあって

多様な人生が

出たり入ったりしているような場所だった。

 

受付の中から見ていると

そこは舞台のようであり

誰かがやってきては色々な表現をし

舞台の袖に去っていく。

 

今はこうして

自宅作業が中心の生活だけれど

それでもバイトもしている。

 

求人情報を見ていて

一つ一つをイメージする。

「ここにはどんな人が居て、どんな人に出会えるんだろう」

 

求人「人妻」とあって目が点になる。

「人事」の見間違えであった。

疲れたら休む。

 

プランはノープラン。

でもイメージだけは無くさないようにしたいものだ。